SEとしてIT業界の最先端で働けるのは、若いうちだけであるというのがよく知られています。
そのため、自分のキャリアパスを自ら開拓していくのは必須であり、仕事に追われながらも時間を作って勉強に勤しんでいるSEは少なくありません。

企業に勤めていると、自社の方針に従って有能な人材育成を行うために取り組みをしていることもあります。
定期的なセミナーの実施や技能検定などが代表的なものですが、基本的にはその社内での仕事に特化してスキルを高められるように設計されているのが社内で行われている人材育成の特徴です。
一般セミナーなどへの参加を促してエンジニアとしての引き出しを広げる機会を与えようと配慮してくれている企業もありますが、コストがかかる影響もあって大々的な取り組みとして行われているのは稀です。

このような人材育成は平日に実施される場合が多く、休日はまた別の使い方ができます。
将来にやりたいことをできるようにスキルを習得するためには会社から与えられている機会だけでは不十分なことが多く、キャリアパスを考えて自ら勉強に時間を費やしているSEが多いのが実情です。
休日になっても自分の進みたい方向性に沿って何を勉強すれば良いかと吟味して研鑽を積んでいます。
SEとしての寿命が近づいてくると、具体的な転職先を検討するのにも休日が用いられるでしょう。
基本的には、将来を考えたキャリア設計のために休日を費やすのが一般的です。