SEの育成において専門的・技術的な知識やスキルも必要ですが、その前に人として基本的なことも重要です。
あの人は仕事ができるが、人としていまいちであると言われてしまっては意味がありません。

例えば、上司やチーム内の業務連絡は大切です。
人とのコミュニケーションがとれないと、せっかくのスキルが台無しになります。
資料などを作成する際は、難しい専門用語を並べてもクライアントが理解できなければ意味が無いので、他の人が見ても分かりやすいものを作りましょう。
また、挨拶などのマナーは大切です。
クライアントに会っても、きちんと挨拶できない人がいますが、それでは請け負った仕事を無くす可能性もあります。
次に、自分の仕事ではなくても、可能な限り引き受ける余裕がほしいです。
すぐにそれは自分の仕事ではなく、他人の仕事であると線を引かれると、今度から仕事を頼んでくれなくなるかもしれません。
上司やクライアントのニーズ以上の仕事もしてみましょう。
言われた仕事以上の仕事はしないというような姿勢では、仕事を長く続けてはいけないでしょう。
業務における積極性も必要です。
社内会議やクライアントに自ら説明していく姿勢が喜ばれるため、仕事においては、可能な限り気持ちを前に出しましょう。
自分の業務以外の知識も多く習得した方が良いです。
他人の業務や仕事以外の話題にも常日頃から興味を抱いておくと、いざと言う時に助けになってもらえるかもしれません。

システムエンジニアに限らず、仕事においては臨機応変で柔軟な態度が要求されます。